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日産R390の開発責任者 加藤学さんがサンダンスに来社されました。

先日、NISMO(ニスモ)事業部で国内スーパーGT 日産系チームの総監督の松村基宏氏がサンダンスに来社されたことをお伝えした当ブログですが、この度は日産系のエンジニア、加藤学さんがいらっしゃってくださいました。

当社サンダンス代表のZAK柴崎が以前に東海大学のエンジン工学研究室に籍を置き、そこで様々な研究を行っていたことは一部のお客様に知られていますが、加藤さんとはその頃に知り合い、この度、久しぶりにZAKの顔を見にきてくださったとのこと。エンジニア業界の中では加藤さん、日産が『ル・マン24時間耐久レース』に挑戦していた時代のR390に搭載されたVRH35エンジンの開発に携わったことで知られる人物で当社代表のZAKとは丁度、その頃に出会い、約20数年ぶりの再会だそうです。

R390の活動期間だった1997~1998年といえばサンダンスもデイトナのBOTTで勝利し、鈴鹿8時間耐久レースに挑戦という時代だったのですが、今回の久しぶりの再会でもエンジン談義に華を咲かせることとなりました。

今回、加藤さんが当社サンダンスに来社してくださったキッカケは、じつはZAKが現在、携わっているハーレー以外のエンジン(といってももうメーカーがどこのかバレバレかもしれませんが)開発に興味を抱き、「ぜひ久しぶりに会いたい」とのことでアシを運んでくださったそうで現在、ZAKが進行中のプロジェクトを聞き、今回の来社に至ったとのこと。


(※写真はウィキペディアより)

古くからのサンダンスのお客さんやファンの方たちには、当社代表のZAK柴崎が日産系の整備やチューニングからキャリアをスタートさせたことを知る人もいますが、先日のNISMOの松村さんといい、今回の日産レーシングの加藤さんといい、当社には必然的に日産系のトップエンジニアの皆さんが多く訪れるような気がします。また余談かもしれませんが、当社サンダンスにはバイクメーカーの開発担当の方も多く訪れ、ZAKがそれぞれアドバイスを行ったり、エンジン談義に華を咲かせることも多いのですが、やはり内燃機を開発したことがある人間同士の苦労話や共感する部分があるのは事実でしょう。今回の加藤さんの来社もZAK自身、楽しんだ様子ですし、「若い時に日産系のクルマのチューニングに携わり、今もそのトップエンジニアの人たちとの繋がりがあることを我ながら驚いているよ」と語ります。

OHV空冷45度VツインにこだわってきたZAK柴崎も、当社サンダンスに訪れるメーカーの方々も同じエンジニア。たとえば(ちょっと小難しいハナシかもしれませんが)哲学と科学を突き詰めるとどちらも「宇宙のはじまり」のハナシに行き着く、ということを聞いたこともありますが、「エンジンを創造する」という行為に本気で向き合い、つながっている人々は何か自然なカタチで呼びあうのかもしれません。

 

※なおオレンジ色の文字部分をクリックしていただくと、それぞれのリンクが閲覧できますので、そちらもぜひご覧ください。

 

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