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あのKING Kenny Roberts氏がサンダンスにご来社されました!

1973~1974年にフラットトラックのGNCでタイトルを獲得し、1978年からは二輪レースの最高峰である世界GPの500㏄クラスに参戦。参戦初年から3年連続でチャンピオンを獲得し、“KING”の異名を持つ伝説的なレーサー、Kenny Roberts(ケニー・ロバーツ)氏が去る1月某日、当社サンダンスに御来社されました。

ケニー・ロバーツ氏といえば、現在のレースシーンで主流となっているライディングスタイルである“ハングオン”をあみだし、それを世に広めたことから多くのライダーに知られた存在ですが、聞くところによるとケニー氏自身、サンダンスへの来訪をかねてから待望していたとのこと。今回は栃木県の鹿沼市にある“IKEYA FORMULA”が開発中の“シームレス・トランスミッション”のテストライドとして“ツインリンクもてぎ”を訪れ、その流れからサンダンスでケニー氏を囲んだウェルカムパーティー的な催しが行われたのですが、久々のお忍び来日を大いに楽しんだ様子です。

そのテストの際、ケニー氏に当社のスーパーXR1200-5にも試乗していただいたのですがエンジン、足回りともに大絶賛。先に述べたとおり70年代前半にはフラットトラックシーンで活躍し、ハーレーXR750のライバルとしてヤマハXS650やTZ750を駆ったケニー氏から見ても当社のスーパーXRのパフォーマンスに感銘を受けた様子でした。

ちなみにフラットトラック時代、ケニー氏自身はハーレーのXR750を開発したレーシングディレクターのディック・オブライエン氏と交流があり、彼を「本物のエンジニア」と語るのですが、ケニー氏曰く当社のZAK柴崎にも、まったく同じアティテュードと技術力、情熱を感じるとのこと。多くの人は当社のZAK柴崎にとってディック・オブライエン氏がMentor(これを直訳すると精神的な指導者とでもいえばいいでしょうか)と呼べる存在であることを既にご存じでしょうが、世界的な伝説のライダーからのお褒めの言葉には恐縮&感激することしきりです。

前述のとおり今回は「ツインリンクもてぎ」でのテスト後、当社にてケニー・ロバーツ氏を囲んだパーティー的な催しが行われたのですが、サンダンスのショールームやエンジンルーム、工場をケニー氏も興味深く見学していた様子です。
またこの日はケニー・ロバーツ氏の来日に合わせ、多くの関係者の皆さんがサンダンスを訪れ、交流を果たしたのですが、ハーレー関係者はもとよりレース関係者やIKEYA FORMULA代表の池谷氏、ケニー・ロバーツ氏をサポートしてくださったオニザキコーポレーションの金丸氏などが一堂に会し、それぞれひと時の宴を楽しんでいただいたようです。

この日は当社サンダンスも、写真のとおりかなり賑やかな様子だったのですが、当社代表のZAK柴崎も皆さんとの繋がり、良いお付き合いに感謝することしきり。これまで42年に渡ってハーレーにこだわり、圧倒的に不利な空冷45度のOHVツインでレースに挑み、そこで培った技術をお客様のハーレーに還元してきた当社サンダンスの、これまでの道程も当日の光景を見る限り、あながち間違ったものではなかったのかな、と改めて自負する次第です。
もちろん、これからも当社サンダンスはお客様のバイクに情熱と技術をもって対峙し、「安全で楽しいハーレー」を提供していく所存です。

今回、世界的な伝説のライダーであるケニー・ロバーツ氏の御来店や皆さまとの繋がりも、手前ミソながら当社サンダンスがハーレーというバイクに対して真剣に対峙してきた結果であるような気がします。

もちろん同じように真剣に「ものづくり」に対峙するIKEYA FOMULA様が開発中の「シームレスミッション」にも当社サンダンスとしてもこの先、全面的に協力させていただく予定です。
スタート時と停車時以外は基本的にクラッチ操作を必要としない、いわゆるセミ・オートマ的なミッションの開発は、この先の未来、バイク業界にとって意義あるものになると当社サンダンスも考えます。各メディアでも詳細が伝えられるであろう「シームレスミッション」についても続報をぜひお待ちください。

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