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新製品のミルウォーキーエイト用ツインテックEFIコントローラーを装着しました『後編』

前回、M8用ツインテックEFIコントローラーがいよいよリリース準備段階に入ったことをお伝えさせて頂きましたが、では何故、当社サンダンスがこのプロダクツを推奨するのか? その理由には効率やパワーの追求のみならず「ハーレーらしい鼓動感溢れる味わい」の具現化にあります。

多くのユーザーの皆さんがハーレーに何を求めているのか? それをズバリ言えば「鼓動感」と「トルク感」が織りなす独特のフィーリングに他なりません。それを擬音にすると「ドコッ、ドコッ、ドコッ」という感じで小さな“ツ”という音が入る歯切れの良さ、とでも言えばいいでしょうか。たとえばEFIに対して世の中には「つまらない」や「味がない」というアレルギー的な感覚がありますが、しかし、当社サンダンスでは「TCのインジェクションでも面白い」とお客様から評価を受けてきた自負があります。旧車には旧車の面白さや楽しさがあることを重々承知していますが、やはり材質や根本的な構造を考えたら、耐久性や機械としての信頼感は最新モデルに分があるのが正直なところ。旧車のリジッドフレームの場合、経年劣化で撓み、たとえばシートポストのフレーム部などにクラックが入ったりもしますが、そうした構造的な部分を考えると、やはり現行車の方が安全性に勝るのが現実です。

単純に新車が旧車に対して劣る、というより魅力が落ちるとしたら……繰り返しになってしまいますが、それは “味” の部分なのですが、サンダンスではTCのEFIでも、そして今回のM8でも“ハーレーらしい鼓動感”を再現してきました。そう、あくまでハーレーらしさ=旧車という方程式に逃げないのが当店のスタンスなのです。現行のハーレーに「味わい」がないのであれば、それを与えるのがプロの仕事であるとも考えます。闇雲に新しいものを否定しても我々の業界に未来はありません。

その中で何故、我々がツインテックを選び、そのJAPANバージョンの開発に携わってきたのか……それはこのEFIコントローラーが唯一、現行のハーレーに“味わい”を与えるからに他なりません。
更に言えばあらゆるシチュエーションでも即座にコンピューターが適切な空燃比を算出し、ベストのセッティングになるという強みがあります。

たとえばSF的な話をすると平地から富士山の頂上のような高地に、いきなりバイクがワープしてしまったとしても、わずか1/15秒でコンピューターが適切なセッティングに切り替わるのが当社のツインテックJAPANバージョンです。このようにサンダンス・ツインテックにはあらゆるシチュエーションに合わせた何千という膨大なデータが既に入力されています。たとえばマフラーがノーマルであろうが、スポーツマフラーであろうが即座に適切なセッティングになることが強みなのです。

さらにいえば他メーカーのフルコンやサブコン、フラッシュメモリーの改ざんなどの多くは、EFIからのA/Fデータを読み取り、単純にパワーと効率を求めたものとなっている為、“味わい”というファクターが追求されていないのですが、当社製品が他と大きく異なるのがそうした部分です。ツインテックを扱いはじめてから当社では既に10年以上の歳月が流れていますが、様々なデータの蓄積による「引き出しの多さ」が当社製品の強みです。

たとえばEFIをセッティングする手段を見ると純正のコンピューターにデバイスを追加する“サブコン”は、もともとある信号を変換するだけなのでセッティングの幅が狭いですし、更に言えばコンピューターによる自動補正の機能もありません。

また純正のコンピューターのデータを直接、書き換えてしまうリフラッシュは、もともと排ガス規制をクリアしたコンピューターのデータをハッキングし、改ざんする行為に当たるので違法となります。たとえばマフラーも純正や合法のEマークが付いていたとしても遮音板に穴を開け、音量規制以上のものとなった場合は車検にはとおりません。EFIのメモリーの書き換えは、それと同じような行為であると認識してください。車検に適合したパーツの内容を後から人為的に書き換えることはズバリ言ってしまえば御法度なのです。

対して当社のツインテックEFIコントローラーは、もちろん純正と交換し、取り付けたとしてもそのまま車検にも合格するので違法にはあたりません。唯一の合法的なフルコンとなっています。更に言えばコンピューターが素早く状況を判断し、適切な空燃比となる為、むしろ純正よりも排ガス規制を楽にクリアします。プログラミングでハーレーらしい“鼓動感”を追求した上で他のコンピューターで出来ることは、すべて出来るのがツインテック最大の特徴なのです。

今回のM8用ツインテックEFIコントローラーも、いよいよリリースまでの最終段階になってきましたが、ハーレーらしい“鼓動感”や“トルク感”はかなりのものです。ショベル以前のハーレーが好きな方にこそ、一度乗って頂きたいフィーリングとなっています。もちろん今までノーマルのEFIで十分と思っていた方や他社製品を装着済みに方にこそ、是非とも乗り比べて頂きたいプロダクツに仕上がっています。
サンダンスが絶大な自信を持ってオススメするM8用ツインテック“の“M8FI-G1フルコンキット” 、その登場をお楽しみにお待ちください‼

 

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