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IAC(アイドル・エア・コントローラー)
ご存知、IAC(アイドル・エア・コントローラー)です。この部品のメインの役割は、アクセルが閉まっている状態での空気量の調節です。
ハーレーのインジェクションモデルではエンジンはアクセルを開けずに始動しますが、このIACも閉じているとまったく空気が足りず、エンジンがかかりません。
では “閉じている” とはどんな状態なのでしょう?
写真を見てください。
バイク右側からエアクリーナーの奥にあるスロットルボディを写したものです。
金色のバタフライの上に丸い穴が開いているのが見えますか?
その穴を塞いでいるのがIACの先っぽです。
先っぽ部分が写真の奥方面に動くと、バタフライが閉まっていても空気が通過できるので、エンジンは始動できるし、エンジン温度に応じてアイドリングの高さを変える事もできるわけです。
ところが、このIACが閉まったまま動かなければ、エンジンはかかりません。
実はこのような症状が出る車両がたまにあります。お付き合いのあるハーレーディーラーさんも、「症状が出る」車両があるそうです。
新車の場合、補償