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XR1000専用シリコンアルミ材削り出し低抵抗シリンダーが登場です!

これまでXR1000用のチューニングパーツや対策パーツを数多くリリースしてきた当社サンダンスですが、いよいよシリコンアルミ材の低抵抗シリンダーのリリース準備が整いました。

まずはこのシリンダーの特長をここで簡単に羅列させていただきますが、商品名にあるとおり熱による膨張の影響が少なく、耐摩耗性に優れたシリコンアルミ材を削り出しで形成。そこに熱に対する安定性や割れにくさ、耐腐食性や強度を向上させるT7熱処理を施し、シリンダーとして最高峰の品質に仕上げられています。

そうした処理と内筒に施された“T-SPECコート”により、このシリンダーはライナーレス(つまりライナー材として使用出来るハイシリコン素材の削り出し)となっているのですが、この構造の最大の利点は熱の通り道に異素材の境界(継ぎ目)がないゆえの『熱伝導のダイレクト化』。アルミの熱伝導率は鋳鉄の約3~4倍なのですが、鉄スリーブを介さないことで熱を冷却フィンへ素早く逃がすことを実現。こうして高い放熱性であることに加えて、スリーブとシリンダー本体の間にわすかにある空気層によるヒートスポットも抑制します。手前ミソであることを承知の上で書かせていただきますが、まさに「いいことずくめ」のシリンダーなのです。

加えて、このXR1000専用アルミシリンダーには当社サンダンスが絶対の自信をもってオススメする施工サービスである“T-SPECコート”が施してあるのですが、これを改めて説明すると「低抵抗材の合金を溶射にてシリンダー内壁に溶着させ、それをダイヤモンド研磨によって鏡面的にホーニング仕上げ」したシリンダーのこと。

通常のライナーの内壁ホーニングではオイル定着を目的としたクロスハッチ(文目の磨き線)を必要とするのですが、“T-SPECコート”処理法では溶射した素材の積層構造が、細かいポーラス(気孔)を形成しており、そこに常にオイルが停滞しない為、クロスハッチ処理を必要としないことも大きなメリット。ゆえにミクロレベルの段差がなく、ピストンの摺動抵抗において、過去最小とされていた「ニカジル」などのニッケル複合メッキと比較すると1/3以下にフリクションを低減。さらにいえば冷却性にも優れたこの処理法(T-SPECコート)はシリンダー内の高温問題に課題を持つ水素エンジンにも採用される近未来のコーティングとなっています。

施工すれば必ずご納得いただける“T-SPECコート”を、あらかじめ施工し、リリースするのも『XR1000専用シリコンアルミ材削り出し低抵抗シリンダー』の大きなメリットとなっています。

また先ほど、鋳鉄シリンダーに対してアルミビレットシリンダーの利点を説明させていただきましが、もうひとつのメリットとして明言できるポイントが純正XR1000シリンダーとの重量差。上にある純正XR1000のシリンダー重量を計測したところ、6.3㎏だったのですが、当社のビレットシリンダーは2.6㎏。前後シリンダーで7.6㎏の軽量化は、バイクの運動性能、重量バランスを考えても、かなり大きな数字です。

もちろんXR1000専用を謳うだけに約81㎜のノーマルボアに完全ボルトオンとなるこのパーツ。施工の際は当社サンダンス製鍛造ピストンを指定させていただきますが、XR1000の耐久力が“スーパー”なものになることウケアイのプロダクツです。

全世界で1777台しか存在しないXR1000というモデル用対策パーツを開発し、販売することは商売として考えたら意味のないことと思えるかもしれませんが、高度な技術が要求される特殊なモデルだからこそ、当社サンダンスは技術の提供を惜しみません。リリースの際はあらためて当ブログにてお知らせさせていただきますので、全国、いや全世界のXR1000オーナーの皆さまは続報をしばしお待ちください。

 

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