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サンダンスFCR、オーバーホールの際はマニホールドもチェックいたします。
1991年の発売以来、これまで累計で3万2000個ほど出荷し、名実ともに大ヒット商品といっても過言でない当社のサンダンス/ケイヒンFCRφ41mmキャブレターですが、販売開始年や出荷数からもお分かりのとおり、多くのオーバーホール依頼をこれまでも頂いています。
今回はそのオーバーホールに関して皆さまにお知らせがあります。
バイクそのものを入庫する形は問題ありませんが、宅急便などによる郵送やキャブ単体でのお持ち込みの際は、必ずマニホールドとセットでご持参くださるようお願いいたします。
FCRをケーヒンが販売していた時代からオーバーホールを公認され、上にあるOHパーツをキット化すると共に、リペアサービスを行っている当社サンダンスですが、いくらサンダンスFCRを完璧に直そうとも、熱によってインテークマニホールドが変形していたり、二次エア漏れを起こしている場合は、その性能も台無しです。それゆえにサンダンスFCRや、その他のキャブのオーバーホールをご依頼いただく際には、マニホールドも一緒に診断することが必須なのです。
そのマニホールドからの二次エア漏れを完全に解消すべく、開発されたのが、当社の“リークレス”マニホールドフランジなのですが、ズバリ言えばその効果は絶大です!
たとえばハーレーのエンジンは始動前の寒冷時からエンジン始動後の完全暖機後まで膨張と収縮を繰り返し、マニホールドが動く構造となっているのですが、当社のリークレス・ビレットマニホールドフランジはそうしたハーレーエンジンの特徴を想定し、常にフレキシブルに動くマニホールドに対して圧力が逃げないようフローティング式の設計が与えられています。これが“世界特許”たる所以なのです。ゆえにサンダンス/ケイヒンFCRφ41mmキャブレターをオーバーホールする際は、マニホールドの歪み等のチェックの他、ぜひリークレス・ビレットマニホールドフランジや、シール性に不安の残るショベル以前のマニホールドの問題点を英国のSAMCO製シールと独自構造のステンレス製クランプで改善したリークレス・ビンテージマニホールドクランプの購入を絶対的にオススメします。
冒頭で述べたとおり、1991年以来、サンダンスが開発まで携わってきたサンダンス/ケイヒンFCRφ41mmキャブレターですが、事実、加速ポンプの作動ロッドが初期型の丸棒から現在のような平板となったのは当社のアイデアが取り入れられたものです。実際、ケーヒン社が全面協力し、スタジオタックが出版した『CR/FCRバイブル』という書籍にも当社代表のZAK柴崎がスペシャリストとして登場しています。
さらにいえば当社のサンダンス/ケイヒンFCRφ41mmキャブレターに採用されているハイエマルジョン・ニードルも『空冷・大排気量のロングストロークエンジン』であるハーレーに合わせて開発したものであり、様々なニードルの番数を何百本と試した結果、適合するものがケーヒン社に存在しなかったゆえ製作したという経緯があります。水冷4気筒、ショートストロークの高回転エンジンで最高峰の性能を誇るFCRキャブを、正しくハーレーに適合するよう再設計し、開発されたのが当社のサンダンス/ケイヒンFCRφ41mmキャブレターなのです。それゆえにオーバーホールのご依頼の際、内部が市販のFCRの場合、当社サンダンス/ケイヒンFCRφ41mmキャブレターへブラッシュアップさせていただくことも、ここでお伝えしておきます。巷ではよく「FCRはセッティングがシビアで出しずらい」ということが、まことしやかにささやかれていますが、空冷大排気量の低回転トルク型のロングストロークエンジンを有するハーレーと、ショートストロークの高回転であるジャパニーズマルチのエンジン・キャラクターを単純に考えても、当社のサンダンス/ケイヒンFCRφ41mmキャブレターが、なぜハーレー専用であるのかが、お分かりになると思います。
過去の実績からも、おそらくはイチ・ショップとして最も当社サンダンスが販売し、取り付け、オーバーホールを行っているといっても過言でないFCRキャブですが、その作業の際には、必ずインテークマニホールドもセットでお持ち込みください。通常、平均でリッター25㎞は走る当社のサンダンス/ケイヒンFCRφ41mmキャブレターの燃費が落ちてきたり、鋭いレスポンスに鈍さを感じた時が、オーバーホールを行うサインです。
もちろん、作業後は最高峰の性能と鼓動感溢れるテイストをサンダンスがお約束いたします。






