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サンダンスの裏話 グリースにもこだわっています！
普段は当社からリリースされたプロダクツの新製品情報や、ご掲載頂いたメディア情報、さらには参加させて頂いたイベント情報や当社が普段の業務の中で感じるハーレーの構造的な問題点やその改善方法、はては業界の中で、まことしやかに囁かれる誤った情報に対する警鐘などなど、様々なことをお伝えさせて頂いているサンダンス・ブログですが、今回はショップの裏側ともいえる小ネタというべきテーマをご紹介。普段、我々が使用しているグリースについてをご紹介します。
各部ベアリングやアクスル、レバー類などの摺動部分はもとよりミッションやコンロッドなどのニードルローラーの組付けなどエンジンや車体を組み付ける上で欠かせないものがグリースですが、そこにも拘るのがサンダンスの流儀。ちなみに当社ではオメガ社のOmega77を使用しているのですが、この多目的極圧グリースは独特の粘着性を持ち、回転による飛散も少なく、シール性に富んでおり、水・粉塵などをシャットアウト出来るのが特徴。また衝撃過重に強いという部分も大きなウリとなっています。
たとえば価格がイコールで性能に繋がる、とまでは言いませんが、あえて下世話なことを言えば、このOmega77は一般的な高級グリースに比べて２～３倍の値段。それに比例するように粘りも良く極圧分散性に優れるという一面を持っています。つまりは油膜が厚く、強いということです。
ちなみに弊社では大ヒット商品であるリークレス・マニホールドフランジをご購入して頂いた際、組付け用のグリスを付属させて頂いているのですが、これも優れた粘着性と耐防水性、さらには高温にも強いゆえ。更に言えばこのOmega77はリチウムコンプレックスグリースというものに分類されるのですが、その中でも最高峰の性能を誇っています。
たとえば美食を追求するレストランが普通の食卓塩ではなく、こだわりのヒマラヤ製の岩塩を使うかのように……このグリースの選択から当社サンダンスの拘りがお伝え出来れば幸いです。
