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新時代の画期的洗浄技術、『ドライアイス・クリーナー』を導入いたしました!

これまでもエンジンのフローベンチやウェットブラストなど、様々な設備を導入し、それをお客様のバイクに還元してきた当社サンダンスですが、今回は画期的な洗浄システムである『ドライアイスクリーナー』を導入いたしました。

これまで洗浄といえば「洗い油」で落としたり、ブラストをあてたり、高圧洗浄といったものが世の中には存在していましたが、この『ドライアイス・クリーナー』は、粒上のドライアイスをマイナス60度で吹き付け、汚れそのものを浮かし、飛ばしてしまうものとでもいいましょうか。施工対象物をキズつけることなく、汚れを落とす画期的なシステムとなっています。

これまでの「ブラスト」いうとガラスビーズやアルミナを吹き付け、それによって汚れが落ちるという構造でしたが、エンジンパーツなどに当てると細かい微粒子が残留し、それが大きなトラブルにつながることは、これまで当ブログや雑誌、ZAK柴崎による工学書、『ハーレーダビッドソン・ダイナミクス』などでお伝えしてきましたが、この「ドライアイスクリーナー」は、それらとはまったく違うもの。汚れを浮かし、落とす構造な上、ドライアイスゆえトラブルにつながる残留物も一切ないのが驚きの部分です。

ちなみに燃焼室やピストントップにこびりついたカーボン汚れをキレイに落とすことは、かなりの労力が必要であることは経験したことのある方ならお分かりになるでしょうが、『ドライアイスクリーナー』ならアッという間。ドライアイスを吹き付けて3秒ほどで驚くほどパーツがキレイになります。しかも前述でお伝えしたとおり、対象物をキズつけたり、何某かの微粒子が残留することもありません。

ちなみに上の燃焼室とピストンは「ドライアイスクリーナー」で洗浄したのですが、何度も書くようで恐縮ですが、施工時間は大げさ抜きに一瞬。しかも前述の説明どおり対象物をキズつけたり、残留物が残るということもないので、エキゾーストポートやインテークポートから吹き付ければ車体にエンジンを搭載したままカーボンを除去できる、という画期的なものとなっています。上のビフォーと下のアフターの写真を見れば、その施工の効果は一目瞭然です。

また車体の様々な箇所にも、このドライアイス洗浄はかなり効果的で、特にファットボーイのセメントホイールやソフテイル・デュースのホイールのスリット部などのように荒い鋳肌で仕上げられた部分やゴムパーツなどにも効果的。汚れがアッという間に落ちる様は、大げさ抜きに感涙ものです。

上にあえて「ドライアイスクリーナー」を施工した部分と未施工のホイール写真を掲載していますが、その効果のほどがお分かりになるのではないでしょうか? ブレーキローターに付着したブレーキダストなども驚くほどキレイになりますので、クリーニングを考えている方にオススメです。

今回はエンジン内のカーボンやホイール汚れなどに対応した業務用のハイパワーバージョンを紹介させていただきましたが、お客様に貸与する洗浄に特化したタイプも当社サンダンスでは導入。2台のドライアイスクリーナーで様々なご要望に対応する予定です。

洗浄に特化したタイプは汚れの洗浄はもちろん、ステッカー跡やシートの縫い目、ゴムグリップのローレットなど様々な箇所に施工可能ですので、皆様、ぜひお試しください。

今後はドライアイス、スコップ一杯分などで価格を設定し、お客様にも貸し出しする予定の「ドライアイスクリーナー」ですが、詳細が決まり次第、このブログでお伝えいたします。皆様、今しばらく続報をお待ちください。

 

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