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ライダースクラブ誌2025年1月号(No609)にて当社レーサー、“Daytona Weapon”が紹介されました。
毎月27日に発売されているバイク雑誌、『ライダースクラブ』(実業之日本社発行 定価1200円)の特集、『THE WORLD OF AMERICAN SPORTS』にて当社のレーシングマシン、“Daytona Weapon”の“Ⅰ”と“Ⅱ”が紹介されました。
特集の冒頭では原田哲也氏と中野真矢氏という元GPライダーがハーレーの水冷モデルや現行のインディアン・スカウトなどを試乗。そこからアメリカンレーシングの歴史へとページが続いていくのですが、その流れで1988年から開始された当社の『レーシングプロジェクト』を紹介。性能的に“アメリカン”という枠に収まらない“Daytona Weapon”の“Ⅰ”と“Ⅱ”についてのことが記事展開されています。
1998年に米国フロリダ州のデイトナスピードウェイで開催された『バトル・オブ・ツイン』を制した“Ⅰ”と同年の鈴鹿8耐に出場&完走し、2006年に同じく“デイトナ”を制した“Ⅱ”ですが、この2台は「ノンビリとドコドコ走るアメリカン」ではなく純然たるレーサーとして開発されたマシン。このブログを読んでくださる当社のファンの皆さんは、このレーサーたちがドゥカティやモトグッチ、国産レーサーなどを相手に戦うことを想定し、生み出されたものであることはご存じでしょうが、一般的なライダーが読者の多くを占める『ライダースクラブ』誌で、その事実が改めて紹介されています。
もちろん、そこで培われた技術は皆様のストリート・ハーレーに還元させるためのもの。当社がドラッグレースではなくロードレースにこだわり、参戦を続けた理由が「曲がる」「止まる」「走る」という要素が公道へストレートにフィードバックされるという部分にあります。公道で求めるのは、あくまでも「安全」で「安心」に走れるハーレーであり、重視するのは「飽きないエンジンフィーリング」と「鼓動感」、ロングランでも不安がない「高い耐久性」です。
今回の『ライダースクラブ』誌をとおして当社のそんな理念が伝われば幸いです。