topics

トピックス

ブログ

アイアン・スポーツスターおよびXR1000用オープンプライマリーを開発中です!

これまで様々なパーツを開発し、リリースしてきた当社サンダンスですが、現在、4速ミッションのアイアンスポーツスターおよびXR1000(※EVO4速スポーツスターは除く)をオープンプライマリー&乾式クラッチ化するトラップドアを開発中です。

1988年からスタートしたレース活動を通して、これまでも様々なパーツを開発してきた当社サンダンスですが、汎用のケブラー+ラバーベルトの数倍もの強度を誇るシンクロフレックス・ベルトを使用したハイテックプライマリーキットも、そのひとつ。これはプライマリーの駆動抵抗と衝撃を緩和することによって不快なバイブレーションを抑え、エンジンのレスポンスが格段に向上するのですが、当社のスポーツスター・カスタムの多くやスーパーXRに装着されているのはもちろん、海外のレースチームからも高評価を受けるプロダクツとなっています。

もちろん、現在、発売している当社のハイテックプライマリーキットは湿式クラッチに対応するのですが、それを乾式クラッチ化し、より「クラッチの切れを良く」し、「パワーロスの低減」を狙ったのが今回の開発プロジェクトの狙い。上写真にあるとおり、ケース側を加工し、それに合わせたトラップドアを装着することによってミッションを完全に密閉し、乾式クラッチ化を実現するものとなっています。

この「乾式クラッチ」のメリットを簡単に説明すると、上記にあるとおり「パワーロスの低減」があるのですが、これは「湿式クラッチはオイルの中で常に回っているため、オイルの粘り気による抵抗(攪拌抵抗)を受けるのに対して、乾式にするとこの抵抗が一切なくなるため、エンジン本来のパワーがダイレクトに伝わる」ということ。ゆえにスロットルを開けたときのレスポンスが鋭くなるのです。

さらにメリットを言えば「クラッチの切れが良くなる」という要素もあるのですが、これもオイルの粘着力によってクラッチの動きが邪魔されない為、レバーを握った瞬間に「スパッ」と完全に切れるということ。素早いシフトチェンジが求められるレースシーンで「乾式」が選ばれる理由がここにあります。

それを果たすべく、密閉式のミッショントラップドアを現在、開発中なのですが、ハイパワー&ハイトルクのチューニングマシンには必ず絶大な効果を発揮します。これまで当社のレーシングマシンであるデイトナウェポンⅠデイトナウェポンⅡでも5速ミッションでオープンプライマリー&乾式クラッチを採用してきましたが、それも強烈なパフォーマンスゆえの必然なのです。特にエンジン出力で160ps以上を叩き出すデイトナウェポンⅡではオープンプライマリー&クラッチの乾式化は必須の装備となっています。

たとえばハイチューンのXR1000などでは、今回のプロジェクトによるトラップドアの開発とオープンプライマリー化は必須となるのですが、一般的なストリートマシンでは必要がないものかもしれません。つまり今回のパーツ開発の紹介は、あくまでも当社サンダンスのスタンスを示すものであり、いわゆる「よもやま話」的なものなのですが、こうした様々なデータの蓄積が、皆さまのストリートバイクに還元されるのは間違いありません。今回のブログでそんな当社の姿勢が伝われば幸いです。

ページトップへ