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ミルウォーキーエイト用“リークレス“対策アルミ・マニホールド&フランジ登場です。

これまでもEVOビッグツインやスポーツスター、TCモデル用をリリースし、ご好評頂いている当社の“リークレス”マニホールドフランジですが、いよいよ満を持してミルウォーキーエイト用が登場します。

上の写真をご覧頂ければお分かりのとおり、現在の純正のマニホールドはプラスチック製(上写真右側)になっており、下写真二段目のような三角タイプのOリングが採用されているのですが、しかし、この構造だとマニホールド自体が熱で変形する上、下写真のようにマニホールドのクランプ部分もテーパー状に変形してしまう問題も生じてしまいます。

この熱による変形の問題を解消するアルミ製マニホールドは既にアメリカでリリースされているのですが、しかし、それも今までのH-D純正と同じくパッキン自体の形状に問題があると言わざるを得ないのが現実です。
米国製社外マニホールドはハーレー・エンジンのVバンクが膨張しないことを前提に設計されているのですが、言うまでもなく現実はそうではありません。
実際、ハーレーのエンジンはVバンク間で膨張と伸縮を繰り返しているのですが、それによってマニホールドが動き、「二次エアー吸い」を引き起こす問題が発生します。この「二次エアー吸い」が起こるとエンジンにダメージが与えられるのはもちろん、コンピューターにもバグが発生し、インジェクションモデルにとって最悪の状況となるのは言うまでもありません。

たとえばブレーキキャリパーのピストンと同様にマニホールドは常に動く構造となのですが、当社のオリジナル・リークレスマニホールドフランジは、膨張と収縮を繰り返して動くハーレーエンジンの特徴を想定し、フレキシブルに動くマニホールドに対して常に圧力が逃げないフローティング式の構造が与えられています。この特殊材料のOリングの構造が最大の秘訣であり、ここは他のリークレス・フランジと同様に世界特許を取得済みです。

またマニホールド自体もNCポートで仕上げられ、混合気の流速および流量を向上させる構造が与えられています。このアルミ・マニホールドとリークレス・マニホールドフランジが当社のミルウォーキーエイト用のキットとなります。ちなみにマニホールドはリークレスの特殊シールに合わせ、フランジ部分を特注したものとなっています。

これまで当社ではハーレーの構造的な問題を根本的に改善するリークレス・マニホールドフランジをリリースしてきましたが、その姿勢はミルウォーキーエイトでも変わりません。上写真右側の純正と比較して大きく構造が異なることがお分かりになるでしょうか。

近日中に価格も発表させて頂きますのでミルウォーキーエイト・オーナーの皆様は是非とも、お待ちください。

 

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