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ハーレーの高圧縮問題!
何年も前から”Zak”社長が公言していました!
ノーマルであっても圧縮比の高すぎるエンジンは壊れる!!と
早期着火によってノッキング音が起きている車輌・・・
カワイイ音かもしれませんが、とてつもない破壊エネルギーとなってエンジン内部を破壊しています。
この写真の車輌は他店で117ciキットを組んでから2000kmくらいしか走行していませんでした。
ユーザー様がサンダンスにご来店され、ユーザー様から「何か調子が良くないのでみてもらえませんか?」と相談を受け、分解したクランクです。
分解していくなかでは何も問題なく正常な組付け状況でした。 が!?
コンロッドを回すと、あるところでロックしている写真です・・・
このまま走り続けるとクランクピンは傷ついてガタガタになったりベアリングが破壊されたり、焼き付いてロックしてコンロッドがクランクケースから飛び出してしまいます。
別の事例です。
こちらの2枚の写真は参考までにスポーツスターのコンロッドですが、このようにコンロッドも曲り、ベアリング、ベアリングケージがグチャグチャになり、クランクケースを突き破りコンロッドが飛び出した車輌です・・・
この様な事例のエンジンが持ち込まれるのは珍しくありません・・・
私がSUNDANCEに入社し3年くらいですが、その間にこのようなコンロッドがクランクケースを突き破り飛び出すような事例のエンジンだけで、ゆうに10台を超えて持ち込まれています!
その持ち込まれたエンジンや車体はどれもSUNDANCEで組んだ物ではありません。
何年も前から”Zak”社長が業界に提言しているにもかかわらず、いまだに高圧縮モデルも販売され信じがたいことに、アフターマーケットでは更に高圧縮を勧めているショップもあるとゆう現実です・・・
ではどうすればいいのか!!
また次回~お話します!