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ハーレーの高圧縮問題! #3

それでは、高圧縮になっている車輌はどうしたらいいのか!?

先ずは燃焼室の体積を測ります。

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次にボアとストローク、ガスケットなどの数値と燃焼室体積から圧縮比を算出します。

そして適正圧縮比から適正の燃焼室体積を割り出し、燃焼室を広げる作業にかかります。

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それでも足りなければピストンを加工したり、サンダンスオリジナル ピストンのリバースドームの物にしたりします。

今回の車輌は燃焼室も加工しピストンも交換し、やっと適正圧縮比になります。

 

 

 

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広げる時には、このようにインテークバルブからエキゾーストバルブへの流れ方も考え、合せて広げていきます。

適正圧縮比になったエンジンはノッキングもなくなり今まで破壊エネルギーに使われていたパワーも出力になるのでパワーも上がります!

これでエンジンも壊すことなくトルクも増し、グイグイ走るようになり言うことなしです!

圧縮比が高い車輌、ノッキングが起こっている車輌の方、本当に壊れますので早めの対応をお勧めします!

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