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CUSTOM PARTSHeads, Pistons & Top-end

Sundance-Wiseco T-Spec Hyper Pistons (2013/09/09)

hyperpistonsNew
1600cc/1800cc
ローコンプ鍛造ピストン(1台分キット)
88c.i.→1600cc 60,000税別
96c.i.→1800cc 60,000税別


最新のTCエンジンをボアアップするためのピストンセットを、信頼と実績のある米国ワイセコ社に特注し製作しました。あえて圧縮比を下げ、ノーマルエンジンでさえ発生する、オクタン価が著しく落ちてきている市販ガソリンによるノッキングの発生を抑え、かつ全回転域での味わい深いトルクアップを実現しました。シリンダーはノーマルをボーリングして使用でき、ヘッド等の加工も不要です。またピストンリングはローフリクションタイプを使用しています。非力になった現行のハーレーにパンチのあるトルクフルなエッセンスを。

pistons別売トップエンドガスケットキット
税抜20,000(税込 21,000)

シリンダーボーリング
税抜40,000(税別)

・Sundance-Wiseco Special-Order Pistons
2b530e80c7d0de90885e285c5d7980633サンダンス・エンタープライズはWISECO 製H-D 用ピストンの日本総代理店です。
ピストンには様々な形状がありますが、それらを大別すれば上記のイラストのような3 種類となります。ちなみに、よりオイルに触れる面積が多く、裏面に補強の入ったスリッパータイプはスタンダードタイプに比べ、強度と放熱性に優れています。

P07_061F1 やインディー等、4 輪のトップレースのピストンの開発を行う研究室としても知られているピストンメーカー、ワイセコ。その開発エンジニアと深い関わりを持つサンダンスならではの商品がここに紹介するオリジナルのピストン各種です。その美しいルックスもさることながら、使用目的に合わせた形状や材質とすることで、最高峰の強度と精度を獲得するに至っています。また、少量ロットのスペシャル・オーダーの場合には、鍛造ブロックから削り出しで製作することも可能です。ラインナップに関しては下記をご参照下さい。

・100mm Big Bore Low-Comp Pistons for 1800cc TC96
012e1af7ee59c49d27563a730d5f785c1TC96用1800ccビッグボアピストン

TC96 を1800cc までボアアップ可能なこのピストンは、近年のガソリンオクタン価の低下に合わせたローコンプ仕様。ノーマルシリンダーをボアアウトすることで装着可能でヘッドの加工等も必要ありません。ローコストで確実なフィーリングアップ、トルクアップを実現します。

品 番 適合車種 価格(外税)
EN021 TC ¥60,000

・100mm Big Bore Low-Comp Pistons for 1600cc TC88
ca867d63bcaa6a10dd6422f19d51c126TC88用1600ccビッグボアピストン

左のTC96 用同様、ノーマルシリンダーを活かしつつ、TC88を1600ccまでスープアップさせるローコンプ鍛造ピストン。あえて圧縮を下げることで国内ガソリンオクタン価の低下によるノッキングを防止しつつ、全回転域での味わい深いトルクアップを感じることが出来ます。

品 番 適合車種 価格(外税)
EN020 TC ¥60,000

・T-SPEC COLUMN ? Fighting Detonation
795316b92fc766b0181f6fef074f03fa2プラグ着火後の爆発膨張時、冷やされ気味のインテークサイドのガスが急速に圧縮され、その際の圧縮が異常に高い状態で二次爆発を起こし、ヘッドやピストンにダメージを与えるノッキング。近年ではいたずらな高圧縮化やガソリンオクタン価低下などが原因となったものが多発している。

P07_T-spec-011高すぎる圧縮比により起きたノッキングにより、いとも簡単に上面が大破したピストン。やはりオクタン価の低いガソリンが原因となることが多い。

P07_T-spec-021残留ガスにより表面が溶け、ザラ付きが確認できるピストンも、ノッキングが原因となったもの。もの凄い発熱量であることが想像できるだろう。

近年のガソリン成分や性質の変化と、ノッキング対策の必要性

現在世界中で販売されているオートバイや自動車の殆どがEFI 装着車であることは周知事実です。また、自動車に関してはほぼ100% 水冷車で、オートバイもそれに追従している時勢で、これは私どもの愛するH-D とて同様。長年かたくなに空冷V ツインを守ってきましたが、近年の排ガスや騒音規制など時代との同調で、一部水冷モデルや全車種にEFI 導入するなどの対策が取られています。
それに伴い、燃料潤滑メーカーでは車両生産との兼ね合いで、最大公約数でその適した製品を生産しリリースしていくのも当然のことです。つまり昨今のガソリンやエンジンオイルは、ほぼ100% 水冷EFI 搭載車両に向けた製品と呼べるでしょう。私が米国大手石油メーカーへ送った質問の回答からも、その事がハッキリとしました。特にガソリンの成分の変化は明かで、言い然にはあまり見られなかったトラブルも見受けられるようになっているのです。「ガソリンエンジンはガソリンで動く」ことは誰でも知っていることですが、しかし「ガソリンの特性の変化で、エンジンのセッティングやチューニングが大きく変化する」ことを考えているメカニックやチューナーは少ないように感じています。未だに過度なハイコンプピストンを組み込んでノッキング症状を起こしているマシンを見かけます。それはH-D 社とて同様で、純正の空冷96cu-in の排気量で9.2:1 や、XL 系の10:1 では、明らかに国内のガソリンオクタン価に適した圧縮比とは呼べません。
1 気筒あたりの体積が小さく、水冷による温度安定性、さらにノックセンサー付きのコントロールに制御される水冷マルチエンジンと空冷のH-D はやはり違います。現在のガソリン事情を考慮すればビッグツインで9:1、XL 系で9.5:1 以下というのが適した圧縮比であり、それ以上のハイコンプレッション化は非常に危険です。エンジンに致命的なダメージを与えるノッキングを防ぐためにも、正しい知識を身につけ、対策を施さねばなりません。お困りの際には是非当社までご相談、ご依頼下さい。