SPORTSTERS
はじめに
日常で気を使ってほしいこと
よりハーレーを乗りやすくするためには
エンジンを快適に仕上げつには
駆動系とホイール
スポーツスターを体の一部にするためのポジション
スポーツスター系全体総論
COLUMN
1. はじめに
2. 日常で気を使ってほしいこと
3. よりハーレーを乗りやすくするためには
4. エンジンを快適に仕上げるには
5. 駆動系とホイール
6. スポーツスターを体の一部にするためのポジション
7. スポーツスター系全体総論

「エンジンを快適に仕上げるには」
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《要所は吸気・点火・排気》
 スポーツスターのスタンダードセッティングは2500回転ぐらいまで薄めで、パンチに欠けるところがあります。この大きな理由は、エミッションや騒音などへの対策で、吸気混合気が薄めで、点火時期やマフラーの消音などと合わせての結果です。ですからエンジンをスムーズにしたいのであれば、この吸気・点火・排気といったところにポイントを絞って手を入れてやると効果的でしょう。
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《キャブレター》
 吸気をよくするためにはキャブレターに手を入れます。2500回転以下でのパンチの無さというのも、この回転域での混合気の薄さを要因としているので、キャブレターの混合気セッティングをしてやることでかなり改善されますが、根本的な解決や、より快調にしたいのであれば、サンダンス・ケーヒンFCRキャブの装着をお奨めします。ケーヒンFCRは元々レーサーのために開発されたレーシングキャブですが、その優れた応答性や霧化特性などは秀逸です。これにハーレー用に独自に開発したハイエマルジョン・ジェット・ニードルを組み込み、トルクのあるアイドリングから低速時のレスポンス、軽快なスロットルワーク、パンチのある加速及び高速の伸びなどノーマルでは味わえなかったハーレーのエンジンフィールを発揮することが可能になります。
サンダンス・ケーヒンFCRキャブレターキット
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《イグニッション》
 スパークプラグに火花を飛ばすのがイグニッションの仕事ですが、この火花がエンジン性能に大きく影響してきます。エンジン始動時、高負荷時、高回転時などではより強い火花が要求されるので、この着火パワーを引き上げることでエンジンの性能を高めることができます。またどのタイミングで着火させるかということも重要です。このタイミングも何を求めるかによって変わってきますが、ノーマルの場合にはやはりエミッションを考慮した点火タイミングとなっています。
手軽なのは消耗品であるスパークプラグを交換する際に、高性能スパークプラグに交換して着火性能を高めることができます。
DENSO イリジウムプラグ IXU24
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BOSCH プラチナプラグ  XR4CS
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《マフラー》
 マフラーはスタイルというクオリティ面だけではなく、サウンドという体感的なもの、またエンジン性能にも影響を与える部分です。ですからマフラーを交換するだけで、エンジン性能が一変するということもあります。そのためマフラーを交換する場合には、しっかりとした選択が重要になります。特にマフラーを交換することによってスタイリングイメージは一新するということはしっかり考慮して、どういったスタイルが好みなのか、またどういったカスタムにしたいのかというコンセプトを、自分でしっかり持って選ぶといいでしょう。

 ボマーはビッグツイン用として好評を得た、トラディッショナルスタイルを維持しつつも迫力の重低音と高性能を両立させたマフラーです。オリジナルルックを重視するオーナーには最適でしょう。素材もステンレスを採用しているので、スタンダードのスチールと比較してもロングライフ。リプレイス&アップグレード用としても最適です。
 ロードスポーツ的なスタイリングカスタムを行いたい場合には、ハイパーオレンジがお奨めです。これは2in1構造なのでステンレス(サイレンサー部はアルミ)ながら軽量化に貢献し、運動性能にも大きな影響を与えます。さらに高回転での伸びやパワーを重視しているため、スポーツライディング指向のユーザーにはベストといえます。
 スポーツスターのルーツのひとつでもあるフラットトラックレーサーをイメージするなら、FTプロをお奨めします。これは弊社がサポートし2年連続AMA―PROグランドナショナル883クラスのワールドチャンピオンに輝いたウイリー・マッコイ選手用に開発したマフラーのレプリカモデルです。883の性能を最大限に引き出すコンセプトをそのままに、ストリート用としてフィードバックされており、リアルトラッカーの風格だけでなくサウンドや性能も楽しめます。
BOMBERエグゾーストシステム
(〜03スポーツスター用)
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BOMBERエグゾーストシステム
(04〜スポーツスター用)
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ハイパーオレンジ
(〜03スポーツスター用)
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FTプロ(〜03スポーツスター用)
《オイル管理には最新の注意を》
 スポーツスターは空冷エンジンですから、走行するなどエンジンに空気が当たらないと冷却されません。また当然外気温に大きく左右されます。そのためエンジンオイルの管理はしっかり行って下さい。カスタムがエンジントラブルの原因ではなく、オイル管理が原因でのトラブルということは多々あります。ですから最初に述べた定期的なオイル交換やオイルの品質には、十分拘るということが、エンジンカスタムの基本になります。
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《オイルクーラー》
 オイルクーラーは空気でエンジンオイルを冷やすパーツで、単なるドレスアップパーツではありません。そのためオイルの温度管理を行って性能的に必要か不必要かを判断して下さい。特に日本は寒暖の差が激しく、夏場の気温や渋滞がオイルを劣化させるのでオイルクーラーが必要になっても、逆に冬場ではオーバークールの原因にもなってしまいます。ですからもし夏場に合わせてオイルクーラーを取り付ける場合には、冬場にはオイルクーラーにカバーを取り付けるか、クーラー自体を取り外しておくといったことを行うと効果的です。
フォーミュラークールオイルクーラー
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オイルクーラー本革製カバー
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《スポーツスターのエンジン総論》
 ノーマルのエンジンパワーだけでいうなら、国産車とは比較にならないほど低いスポーツスターですが、それでいて45度Vツインの生み出す独自のサウンドやバイブレーションという感覚的な物だけではなく、実際には爆発間隔やトルクがそのパワーから想像もできない走りを実現してくれます。またチューニングマージンもしっかり取られており、軽く手を入れただけでも飛躍的にパワーアップが可能なのもスポーツスターの魅力といえるでしょう。まずノーマル状態で スポーツスターの基本を体で覚えておき、キャブやマフラー交換などの手軽なカスタムから入っていくと、各々のパーツが徐々にスポーツスターのパワーを引き上げていくというプロセスを楽しむこともできます。またカスタムは自分の求めているスタイルや、好みに近づけるための「改善」であることも理解して下さい。

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